田歩のこだわり

美味しいお米を作るには、食味を悪くするタンパク質を低く抑えることが大切です。
平泉寺の田んぼには経ヶ岳を水源に持つ女神川の水が引かれています。経ヶ岳にはケイ酸を多く含む笹が多く生息しており、女神川に染み出したケイ酸によってタンパク質を抑えられるため、食味が良い、良いお米に育ちます。

田歩米を育てている田は、白山平泉寺の中でも最上流に位置しています。そのため、山から流れる一番水を直接引くことができ、自然の恵みをそのまま生かした清らかな水でお米を育てることができます。

薬をできる限り使わないお米づくりは雑草との戦いです。田歩米は除草剤を使わず、除草機を使って雑草を抑え込んでいます。（※極のみ）

お米が実った後、カメムシがつきお米の汁を吸うことで黒い斑点ができるということが起きます。これを防ぐため通常の農家はお米が実った後、2回ほど農薬を散布（防除）しますが、田歩米は防除を行いません。
自然のままありのまま、お米を育てています。（※極のみ）

自然と共にお米づくりをしているため、カメムシ等により黒い斑点を持つお米が出てきます。収穫後に色彩選別機を使用することで、斑点米をはじき、品質の維持や向上に努めています。